当院の避妊手術は基本吸収糸による皮内縫合を行っており、その場合抜糸はありませんが、傷口がまだ新しい場合では、縫合した糸をかみ切ってしまうと傷口が開く可能性がまったくないとは言い切れません。また、傷のサイズがある程度大きくなった際には通常の皮膚縫合へ切り替えることがありますので、その場合にも縫合した糸をかみ切ってしまう可能性があります。
そこでオス犬の去勢手術ではエリザベスカラーを装着、メス(犬、猫、うさぎいずれも)では腹帯テープを巻いた状態で過ごしていただいております。
通常、できれば5日間は傷口を直接いじらないように気を付けてくださいとお話ししております。